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CodeIQ Blog

自分の実力を知りたいITエンジニア向けの、実務スキル評価サービス「CodeIQ(コードアイキュー)」の公式ブログです。

気象・地図データとオープンデータを防災に活かそう!「Earth Communication Award 2013」東京・大阪・宮城・石巻追っかけレポート!#ecaward

イベント

CodeIQ中の人、babaQです。

最近、ゲリラ豪雨と呼ばれる集中豪雨による災害が多くなりました。
ほかにも異常気象に記録的猛暑や、台風、地震、津波など、
いつ襲ってくるかわからない災害が他人事ではない今日このごろです。

こうした防災や生活などに役立つ斬新なアプリ・モノ・サービスのアイデアを
募集しようと立ち上がったのが、「Earth Communication Project」。

民間企業が持つ気象データと、地図データやオープンデータを組み合わせ、
日常生活での防災意識の向上に役立つアプリ・サービスを開発してもらい、
優秀作品を表彰する「Earth Communication Award2013」を開催しています。

この取り組みにはより多くのエンジニアの方に参加してほしい!

そして、知ってほしい!

そんな想いを込めて、アワードに向けてこれまでに4拠点の会場で
開催されてきた各地のアイデアソン・ハッカソンの様子について、
Earth Communication Projectメンバーの上田 哲弘さんに寄稿いただきました。

東京・大阪・宮城・石巻に学生・エンジニアたちが参加

今回のEarth Communication Awardは、9月1日の「防災の日」を中心に、
Awardへ向けたアイデアソン・ハッカソンが、以下の日程で開催されました。
その模様をレポートさせていただきます。

<アイデアソン>
8月16日 東京/宮城(仙台・石巻)
8月28日 大阪

<ハッカソン>
9月1日(防災の日)東京

8月16日 石巻会場(IRORI石巻)アイデアソン

石巻会場は、石巻の次世代を担う若者を対象として、
1000人のIT技術者を育成することを目標に活動している
イトナブ石巻・古山氏のご協力のもとに、石巻商業高等学校や
石巻工業高等学校の学生を中心に参加者が集まりました。

最初に行われたのは、高校生向けのアイデアソン勉強会。
高校生活の問題点を題材にポストイットに書き出し、
出てきた問題点を解決するために、高校生の参加者たちが
アイデアを考えていくというワークショップ形式で行われました。

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初めて体験するアイデアソン。

まずは体験をする時間を設けることで、
その後のアイデアソン本番を参加者自身が楽しみながら
なおかつ、斬新なアイデアの創出をしやすいようにするためです。

明日の日本を支える学生たちが、夏休みを利用して参加し、
そして、斬新なアイデアが多数生まれました。

「災害お助けヒーロー」というアプリや「豪雨だ!そこ行け!!」
などといったアプリのアイデアなど、学生だからこそなせる
柔軟な発想が活かされています。

「地震・津波・豪雨などの被害が予測される場所に
助けを向かわせることができる」という経験を活かしたアイデアや、
豪雨に濡れた場合の度合いを「チョイヌレ」「ズブヌレ」「激ヌレ」
などの分かりやすいアイコンにして表示するなど、様々な観点からの
アイデアが出されました。

8月16日 仙台会場(宮城県庁)アイデアソン

仙台会場は、NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構・理事、
アイデアプラント代表・石井氏が登場!

石井氏は、全国各地の企業、大学、公的機関等で、
多様なアイデアワークショップを実施しています。

石井氏が、ファシリテーターをされると言う事を聞きつけて
来場された方もたくさんいました。

先端技術産業から行政や漫画家まで、多岐にわたるワークショップを
実施している、アイデア創発の先駆者です。

約20名の参加者は、まずファシリテーターの石井氏から
アイデアの発想法の実習を踏まえ、たくさんの人とアイデアを出し合います。

さらに、自分のアイデアを他の人たちと共有をし、また他の人のアイデアを
参考に自分のアイデアを膨らましていきます。

特に仙台会場が他の会場と違い、参加者を驚かせたのが、
参加した皆様のアイデアを壁に貼り、自分が気にいったアイデアに
チェックをいれていく手法です。

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参加された人の中には、まったくIT知識がない人たちもいましたが、
素晴らしいアイデアを出していただきました。

皆さんの思いが壁に一面となる光景は、驚きを隠せませんでした。

8月16日 東京会場(KDDIウェブコミュニケーションズ)アイデアソン

東京会場は、NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構・代表理事、
株式会社ラーニングプロセス 代表取締役 矢吹氏が
ファシリテーターとして登場。

エンジニアや大学・研究機関で活躍されている方など、
幅広い層の方々に集まっていただきました。

日本気象株式会社の社員や、ゼンリンデータコム・イベント会場にもなった
KDDI ウェブ コミュニケーションズの社員の皆さんも参加し、
積極的にアイデアを出されていました。

グループごとに出てきたアイデアを、各グループが「アイデアまとめシート」
にまとめていきます。このアイデアまとめシートは他の会場ではなく、
矢吹氏オリジナルのものでした。

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仕事が終わった18時から2時間ほどでしたが、参加者にとってはアイデアを
出すだけの時間ではなく、他業種の方と知り合える良い場所となったようです。

8月28日 大阪会場(大阪イノベーションハブ)アイデアソン

大阪は、グランフロント大阪で開催されました。

今回のEarth Communication Awardが誕生したのは
アイデアソン・ハッカソンの会場にもなっている、
大阪イノベーションハブでの出会いがきっかけでした。

アイデアソン・ハッカソン、そしてアワードを運営したことがなかった
日本気象株式会社の方が、大阪イノベーションハブの担当者に相談したところ、
その担当者の方がハブとなり、様々な方を引き合わせてくれたそうです。

アイデアソンの開始の挨拶には、会場となっている
イノベーション大阪 大阪市 都市計画局理事の吉川正晃氏が登場。

「大阪ならではのブランドを発信していきましょう!!」
という掛け声からスタートしました。

大阪会場のファシリテーターは、7月6日から7月13日に
大阪市都市計画局が主催した「第2回ものアプリハッカソン」担当の
GOB-Lab所属・渡辺直樹氏です。

大阪会場でのアイデアソンは、東京・宮城(仙台・石巻)とは違う
アイデアの出し方の手法を採用していました。

ペアを組み、相手にインタビューを行うことで、課題に対して
自分のアイデアを盛り込んで、どんなモノが必要なのかを
参加者同士が深く考えていくというものです。

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インタビューが開始されたときは、やはり初対面ということもあり、
参加者は少し緊張した感じがある状態でした。

それが話しを進めるうちに、共感することや同じ趣味などの共通点が
見つかり、スムーズにインタビューができるようになりました。

冒頭の吉川氏の掛け声にもあった、
大阪ならではのブランドの芽が生まれるキッカケとなりそうなアイデアが、
この日いくつも誕生していたと思います。

地域によってまったく違う発想が生まれたアイデアソン

今回のイベントは、東京・大阪・仙台・石巻の4会場で開催されましたが、
上田さんいわく、テーマは同じなのに、各会場ではまったく違うアイデアが
出ていたそうです。

例えば、東京では今話題になっているゲリラ豪雨や地震が起きた時に、
いかに避難をするかという目線が多かったのに対し、
大阪では、そのゲリラ豪雨をどう楽しむかといったコンセプトが
多数出ていたのだとか。

地域によって特色が出ていたそれらのアイデアが、ハッカソンを経て
アワードではどのようなサービスに進化しているのか気になるところです。

ということで、東京で行われたハッカソンには、私も参加してきました!
ハッカソンで発表された防災の日にふさわしいアプリ作品については、
別途レポートしますので、乞うご期待!

★Earth Communication Awardは10月18日まで応募を受け付けています★
詳しくはこちらからチェック!


<Earth Communication Projectとは>
昨今、オープンデータやCode for Japan( コーディングでより良い政府を作る活動)など、市民が動くことで新しいサービスなどの創出が起きている。
そこで、特に関係が深い気象情報と位置情報の二つを利用し考えてもらい、業界人が考えるアイデアだけではない、様々な経験・知識などある別業界の方々からも第三者の視点でアイデアを出して頂きたいと考えたのが、Earth Communication Project。

このプロジェクトから防災や生活などに役立つ斬新なアプリ・サービスのプロトタイプが生みだされるイベントを行い実際に世の中で使われるまでを一つのプロジェクトとし活動をしていく。

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