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雑誌やブログで話題沸騰!!「カスタードケーキがチョコパイに勝つには『味の改良』『販促キャンペーンの強化』どちらが有効か?」といった例から統計学の知識が身につく #book

CodeIQの中の人、hnanami です。

今回は、日産自動車の組織開発部マネージャであり、ビジネス書の執筆も行っている柏木 吉基さんから寄稿いただきました。
著書の1つである『明日からつかえるシンプル統計学』が話題で、僕も最近手に取った本です。

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雑誌やブログで話題沸騰!!「カスタードケーキがチョコパイに勝つには『味の改良』『販促キャンペーンの強化』どちらが有効か?」といった例から統計学の知識が身につく

「ビッグデータに注目!」と言っても、身の回りで使う場面ってありますか?

私は、日産自動車という職場の中で、価値観や言葉の違う外国人に囲まれています。彼らの特徴は、日本人の「これまでの勘と経験」に基づいた判断に強く懐疑心を示す場合が多いこと。実際に、日本人的な判断が時代の変化に追い付いていないことは少なくありません。

そのような職場で必要となるのは、客観的な事実を示すこと。しかも、だれもがわかりやすい手段、表現で、です。
それこそが、世界共通言語である「数字・データ」です。
数字やデータを適切にハンドルできるスキルは、グローバル化の中でもはや避けられない重要事項の1つ。私も、数字・データを使って、ガンガン仕事をこなしています。

にもかかわらず、これまでの統計やデータ分析の解説や本は、専門家として必要な範囲と、実務に必要な範囲の違いを意識できていないものがほとんどです。

たとえば、昨今、ビッグデータの活用が叫ばれています。
ところが、“ビッグな”データを深く扱うのは、組織の中の極一部の専門的な人の領域。逆に、数字をまったく扱わない仕事も少数派ではないでしょうか。

結果として、どちら側(特に入門者)にも中途半端な情報になっていた感は否めません。
結論を言えば、一般的なビジネスパーソンが統計やデータ分析マニアになる必要はありません。いや、むしろそうなっては逆効果なケースさえあります。

ほとんどの人はExcelがあれば十分!

では、多くのビジネスの現場で「本当に使える」数字やデータの知識とは、どのようなものでしょうか?

そんなコンセプトで、内容を思いっきり絞り込み、これ以上になくコンパクトでわかりやすい統計の入門書があります。

『明日からつかえるシンプル統計学』(技術評論社)
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この本の特徴は、「カスタードケーキがチョコパイに勝つには『味の改良』『販促キャンペーンの強化』どちらが有効か?」といった親しみやすい事例をもとに解説していること。しかも、Excelだけで手軽に実践できてしまいます。じつは、ビジネスの現場では、この本で解説している知識があれば、ほとんど大丈夫だったりします。

先日の週刊ダイヤモンドの統計学特集や、人気ブログ「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」で紹介され、大きく反響をいただいています。

統計学が気になるけど、どこから勉強したらいいかわからない……」という方、ぜひご覧になってみてください!

なお、5月には、同じ発想で、事業企画書をデータ分析・統計で仕上げ、グローバル化の中でも威力を発揮できるための、『「それ、根拠あるの?」と言わせない データ・統計分析ができる本』(日本実業出版社)を出版します。こちらも、よろしくお願いいたします。